I-MR Chart(個々の値・移動範囲管理図)
測定データの時系列な変化と工程の状態をブラウザ上で視覚化・確認できるオンラインツール
I-MR Chart を使うI-MR Chart とは?
本アプリでは I‑MR / Xbar‑R / Xbar‑S の 3 種類の管理図を作成できます。工程の特性に応じて使い分けられますが、どれを選ぶか迷う場合は I‑MR がもっとも汎用語的で、単一測定の工程に広く適用できます。
Individual Chart (個々の値の管理図)
個々の測定値を時系列にプロットし、中心線(平均値)や管理限界線(UCL / LCL)と比較して、測定値の変化を確認します。
Moving Range Chart (移動範囲管理図)
隣り合う測定値の差の絶対値(移動範囲)を時系列に表示し、測定値間の変動を確認します。
I-MR管理図
1回の測定につき1つのデータしか取れない場合(サンプルサイズ n=1)に使用します。1時間ごとに1個だけ測定する、1ロットから1個だけ抜き取る、あるいは製品の特性上連続して測定できない場合などに適しています。
Xbar-R管理図
同じ条件で複数個(例:1時間ごとに5個)測定したデータを評価する場合に使用します。同じ時間帯、同じ設備、同じ材料など、工程条件が共通しているグループを1つの塊として解析します。
Xbar-S管理図
目的はXbar-Rと同様ですが、ばらつきの評価に範囲ではなく「標準偏差」を使用します。サブグループのサイズが比較大きい場合に適しています。
※サブグループサイズ(n)とは:1つの管理データを作成するために、何個の製品をまとめて測定したかという数です。例:毎時間5個ずつ測定して平均値を出すなら、サブグループサイズは「5」となります。
※どの管理図が最適かは、製品の測定環境や目的により異なります。試行し、ご自身の工程で適切に判断・活用してください。
下記のプロンプトでのアプリ評価も掲載しています。
Evaluation Prompt for IMR Control Chart Application
こんなことで困っていませんか?
- 手元に時系列の測定データはあるが、工程の状態をどう確認すればよいか分からない
- Excelに溜めた数値を、手間をかけずに管理図として視覚化したい
- 個々のデータ値の移動推移と、ばらつきの変化の両方を一度に確認したい
- 工程内に普段と異なる特異な変化や特殊原因の兆候がないかチェックしたい
- 特別なソフトウェアをインストールせず、Webブラウザ上で素早く確認したい
このアプリでできること
Excel等からのデータ貼り付け
Excelなどからコピーした測定データを入力エリアに直接貼り付けて利用できます(最大2,000行に対応)。
3種類の管理図を簡単作成
I-MR 管理図(個別値+移動範囲)
Xbar-R 管理図(平均+範囲)
Xbar-S 管理図(平均+標準偏差)
表示形式は、3種類から選択可能。
Stage(ステージ)分割表示
データを最大4つのStageに分け、それぞれの管理限界や統計量を計算・表示できます。
統計情報(Statistics)の算出
平均値(Mean)、標準偏差(Std Dev)、移動範囲平均(MR Bar)、管理限界(UCL / LCL)などの統計項目を自動算出・表示します。
Special Causes Tests (Test 1〜8)
管理図上の通常とは異なるパターンや特殊原因の兆候を確認するための8つのテストを選択・実行できます。
結果の保存・コピー
「Save Result」で画像出力、「Copy Result」で統計値等をテキストコピーして記録やレポート作成に活用できます。
特殊原因の確認(Special Causes Tests)
管理図上の通常とは異なるパターンや特殊原因の兆候を確認するため、以下の8つのテストを選択できます。
- Test 1: 中心線から3σを超える点
- Test 2: 中心線の同じ側に9点連続
- Test 3: 6点連続で増加または減少
- Test 4: 14点連続で上下交互
- Test 5: 3点中2点が中心線から2σを超える位置にあり、同じ側にある
- Test 6: 5点中4点が中心線から1σを超える位置にあり、同じ側にある
- Test 7: 中心線から±1σ以内に15点連続
- Test 8: 中心線から±1σを超える位置に8点連続
使い方
- データを準備する: 測定データをコピーします。
- Excel等からデータを貼り付ける: 入力エリアに貼り付けます。必要に応じてStage列を設定します。
- Title / Unit / Stage等を設定する: グラフタイトルや単位などを指定します。
- Chart Typeを選択する: グラフの種類を I-MR / Xbar-R / Xbar-S から選びます。
- Special Causes Testsを選択する: 適用したい判定ルール(Test 1〜8)にチェックを入れます。
- Create Graphをクリックする: グラフと統計データが生成されます。
- 結果を確認する: チャートおよびStatisticsの内容を確認します。
- Save Result / Copy Resultを利用する: 必要に応じて結果を保存・コピーします。
I-MR Chart を今すぐ試す
ブラウザ上で即座にデータ入力・確認を開始できます。
I-MR Chart を使うI-MR Chart ご利用上の注意
本アプリは、測定データからI-MR Chart(個々の値・移動範囲の管理図)を作成し、工程の変化や特殊原因の兆候を確認するための参考ツールです。
- 本アプリの計算結果、グラフ、統計値および特殊原因に関するテスト結果は、工程やデータの状態を確認するための参考情報です。これらの結果のみをもって、製品・工程等の合否、品質、安全性その他の最終的な判断を行わないでください。
- 入力データ、データの順序、ステージの設定、その他の設定内容によって、計算結果やグラフ、テスト結果が変わる場合があります。入力データおよび設定内容が適切であることを、利用者自身で確認してください。
- 管理図および特殊原因に関するテスト結果の解釈には、統計学・品質管理等の知識が必要となる場合があります。本アプリは、専門家による分析や品質管理上の判断そのものを代替するものではありません。
- 重要な品質判断、工程管理、製品の出荷・使用、安全性に関わる判断、規制・契約等に関わる判断に利用する場合は、利用者自身の責任において、適切な方法による検証・確認を行ってください。
- 本アプリの利用または利用できなかったこと、計算結果、表示内容、データの入力・処理等に関連して生じた損害について、当サイトは、法令上免責が認められない場合を除き、責任を負いません。
- 本注意事項に加え、サイト全体の利用規約・プライバシーポリシー等も併せてご確認ください。
- 本アプリの結果を利用するかどうか、およびその結果に基づいてどのような判断・対応を行うかは、利用者自身の責任で行ってください。